更年期の薄毛に悩んでいる男性へ 更年期障害とAGAの関係性とは?

2022.09.26
# Mens hair
サングラスと薄毛治療薬

更年期になって、こんな悩みはありませんか?

身体的な悩みとして倦怠感や性欲低下、EDや薄毛、不眠、肩こりなどを、精神的な悩みとして集中力の低下やイライラ、気力の衰えなどを感じていませんか?これらは、更年期男性の多くが抱えている悩みです。しかし、これらの悩みの原因をしっかり把握している人は少ないと思います。今回は、これらの悩みを原因によって分類し、対処法について解説します。

結論、大半の悩みは更年期障害によるものですが、薄毛・抜け毛については、AGAを真っ先に考えるべきでしょう。

更年期の男性が抱える悩みの多くは更年期障害と呼ばれるものですが、薄毛(AGA)は明確に原因が異なります。これを知っておかないと、適切な治療を行えない可能性があるので、覚えておきましょう。

症状と原因は?

更年期障害

更年期障害の主な症状は、倦怠感や性欲低下、ED、不眠、肩こり、イライラなどです。その原因となっているのは、男性ホルモン(テストステロン)の減少にあります。テストステロンの減少は加齢によるところが大きいです。したがって、40〜50代で発症する方が多いです。薄毛との直接的な関係はありません。

AGA

AGA(男性型脱毛)の症状は薄毛です。ゆっくり進行するため、いつの間にか地肌が大きく見える状態になってしまう男性も多いです。AGAは、男性ホルモン(テストステロン)が、頭皮にある5αリダクターゼという還元酵素と結合し、DHT(ジヒドロテストステロン)に変換され、髪に脱毛のシグナルを送ることで起こります。AGAは基本的には遺伝により発症し、年齢とともに進行していきます。症状が目に見えて現れるのは、40〜50代の方が多いです。

AGAが起こるメカニズム
そもそもAGAはどうやって起こる?

テストステロンが頭皮にある還元酵素と結合してDHTに変換され、脱毛のシグナルを送ることで髪が抜け落ちます。

更年期障害とAGAの発症する年齢が近いため混同して考えられがちですが、大半のケースでは、薄毛は更年期障害ではなく、AGAにより進行していると考えられています。

症状と原因は?

更年期障害

男性ホルモンの注射・塗布や漢方薬治療などが代表的です。これに並行して、カウンセリングによるメンタル面のリハビリテーションなども行います。症状が軽い場合などは、精神面をコントロールすることで症状を改善させることも可能です。

AGA

医師の処方による薬の使用が必要です。具体的には、脱毛を抑制するフィナステリドや、発毛を促進するミノキシジルの処方が一般的です。

どこで治せる?

更年期障害だと思われる場合は「男性更年期専門外来」が設置されている病院に行くことをおすすめします。それがない場合、症状に合わせた診療科に行きましょう。AGAはオンラインで診察から薬の処方まで完結できるActually, がおすすめ。通院の手間なく、安く治療を行うことができます。

男性薄毛治療薬であるフィナステリド

フィナステリドを月額4,780円~で処方します。

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Author
サービス代表者
乾 陽平
Yohei Inui

医療家系で育ち、若くに父が病死したことから、ヘルスケア領域での社会貢献を志す。自身が薄毛に悩んだ経験から「すべての人をデリケートな健康問題から解放する」をミッションにしたオンライン診療サービスActually, を創業。京都大学経済学部卒、ボストンコンサルティンググループにて企業の経営戦略策定を支援。