薄毛は男女ともに多くの人が経験する病気です。原因や発症のきっかけもさまざまで、思わぬことが薄毛に繋がってしまう場合もあります。お仕事されている方は仕事を通じてストレスを抱える経験も多いと思います。今回はストレスが薄毛や抜け毛の原因になるかについて解説します。
髪の成長には正常なヘアサイクルが重要です。ヘアサイクルとは、髪の毛が生えてから抜けるまでの周期のことを指し、髪の健全な成長に大きく関わります。自律神経やホルモンバランスが乱れると、ヘアサイクルが正常な周期を保てなくなります。ストレスは自律神経やホルモンバランスが乱れる原因となるので、ストレスによってヘアサイクルが乱れ、薄毛の原因となってしまいます。
主にストレスが原因だと言われています
ヘアサイクルの乱れによって一時的に髪が全体的に抜け落ちる症状です。
強いストレスが原因のひとつだと言われています
髪が円形に一気に抜け落ちます。10円ハゲとも言われますが、大きさは人によって違います。
基本的には遺伝により起こりますが、ストレスにより悪化するケースも。
生え際がM字に後退したり、頭頂部が薄くなる、男性に最もよくある症状です。
ストレスによる薄毛は、髪が全体的に抜け落ちたり、円形に一気に抜け落ちるという特徴があります。特にAGAはM字の生え際や頭頂部の薄毛が特徴的です。円形で抜け落ちたり、いろんな場所で髪が抜ける場合、ストレス性の抜け毛を疑っても良いでしょう。
ストレスによる薄毛はとても進行が早く、すぐに気づくことも多いです。対して一般的な脱毛症であるAGAは毛が抜けるスピードがゆっくりです。異常なスピードで髪が抜け落ちたと感じたらストレス性の薄毛を疑っても良いと思います。また抜け毛のスピードに気づけるように日頃から鏡で自分の髪の状態を確認する癖をつけると良いでしょう。
いかがだったでしょうか。もし自分がストレス性の薄毛かもと気づいたら、まずはストレスを減らすところから始めましょう。なかなか改善しない場合はクリニックなどで専門家に相談しましょう。薄毛治療のクリニックか心療内科など、どこにいけばいいかわからないという方もいらっしゃるかもしれません。基本的にどちらのクリニックでも診察を行ってくれます。ストレス性の薄毛と確信していなければ薄毛治療のクリニックがおすすめです。
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医療家系で育ち、若くに父が病死したことから、ヘルスケア領域での社会貢献を志す。自身が薄毛に悩んだ経験から「すべての人をデリケートな健康問題から解放する」をミッションにしたオンライン診療サービスActually, を創業。京都大学経済学部卒、ボストンコンサルティンググループにて企業の経営戦略策定を支援。