薄毛は男女共に多くの方が悩む病気です。薄毛は見た目に直結する症状で、一目を気にするストレスでさらに薄毛が悪化する、なんてことも…。できるだけ薄毛は早く直して、髪を気にせず毎日を過ごしたいですよね。しかし、今治療している方も既存の治療法にあまり効果を感じられなかったり、まだ治療をしていない方でも本格的な治療をためらっている方も多いと思います。そこで今回は日常生活ですぐに気をつけられる、薄毛の対策になる方法をいくつかお教えします。
タバコは、実は髪にも害を与えることで知られています。タバコを吸うときに発生する毒素は、髪の成長に必要である毛包への血流を妨げてしまい、毛根にダメージを与えます。薄毛をケアするのであれば、タバコは避けるのが賢明でしょう。いきなり禁煙するのが難しくても、少しずつ本数を減らす減煙でも薄毛対策の効果があります。
アルコールは、髪をもろくしたり、切れやすくしたりすることが知られています。これは、アルコールを飲むと、髪の成長に重要な体内のケラチンが消費されるからです。それ以外にも、過度の飲酒は全身の健康状態に影響を与え、間接的に髪質の悪化につながるので、過度な飲酒は控えましょう。
頭髪が育つには成長ホルモンが必須です。この成長ホルモンは睡眠中に多く分泌されるため、髪が健康に育つためには十分な睡眠が欠かせません。1日7時間を目標に睡眠時間を確保しましょう。また十分な成長ホルモン分泌には睡眠の「時間」だけでなく「質」も重要です。熟睡できる睡眠環境を整えるのも効果がありますよ。
成長ホルモンは寝ている時だけでなく、運動中にも多く分泌されます。適度な運動を取り入れることで成長ホルモン分泌量が増え、髪が健康に育つのを助けてくれます。
頭髪が育つためには十分な栄養が頭皮に行き渡ることが重要ですので、栄養バランスの良い食事を取るのは良いことです。食事で摂取しやすい栄養素としては、髪の主成分である「タンパク質」、タンパク質のアミノ酸への分解サポートや、頭皮皮脂分泌量のコントロールも行う「ビタミンB群」があります。
食事で摂取しきれない栄養素をサプリメントで補完するのも良いアイデア。一般的にサプリメントで髪に良いとされる栄養素は、頭皮の新陳代謝の活性化に良いとされる「ビオチン」、アミノ酸の再合成によるケラチンの生成をサポートする「亜鉛」の2つです。
ノコギリヤシエキス配合のシャンプーなどは薄毛治療効果があるといわれています。ノコギリヤシエキスには、男性ホルモンの誘導体をブロックし、脱毛を抑制する可能性があることを示唆する研究もあります。しかし、研究によって見解が分かれるところで、その効果には議論の余地があります。
またフケ防止シャンプーが効果を発揮する場合があります。フケは一部の人の抜け毛に関係することで知られています。フケ自体は直接の原因ではありませんが、フケによる”かゆみ”のせいで頭皮を掻いてしまい、毛根にダメージを与えてしまうため、毛髪の成長が妨げられます。
いかがだったでしょうか。抜け毛や薄毛への対策はさまざまなアプローチがあります。試せるものから試してみてはいかがでしょうか。しかし、AGAなど遺伝の影響を大きく受ける脱毛症はこういった生活習慣などの改善などで得られる効果には限界があります。薄毛には医学的に効果が認められた治療薬が存在します。いくつか試してみて改善が見られない場合はクリニックの受診をお勧めします。
Actually, の薄毛治療は、無料でご相談。医師との診察を予約してみてください。
医療家系で育ち、若くに父が病死したことから、ヘルスケア領域での社会貢献を志す。自身が薄毛に悩んだ経験から「すべての人をデリケートな健康問題から解放する」をミッションにしたオンライン診療サービスActually, を創業。京都大学経済学部卒、ボストンコンサルティンググループにて企業の経営戦略策定を支援。