そもそも、EDは年齢に関係なく起こり得ます。軽度のものを含めると3人に1人の男性が人生のどこかでEDを経験するという試算があるほどです。今回は、そんなEDを妊活中に経験している方、経験してしまうかもと不安になっている方に向けて、原因と対処法を紹介します。
妊活中または妊活経験がある20〜40代の男女約1200人を対象に行われた調査によると、男性のおよそ3人に1人が妊活中にEDを自覚していることが分かりました。
そもそもEDの原因には何があるかご存じでしょうか?ここでは、EDを二つの原因に分けてそれぞれについて説明します。
年齢、高血圧、運動不足などで血管がうまく拡張しないなど、身体的な原因で起こるEDです。
日々の生活の中でのストレス、パートナーからのプレッシャーなど、心理的な原因で起こるEDです。
妊活中に心因性EDになってしまう時に考えられる具体的な要因について説明します。
日々の生活で蓄積するストレスや疲労により、心因性EDを引き起こすことがあります。また、ストレスや疲労が原因で発症するうつ病も、EDの原因になる恐れがあります。
妊活中は妻を妊娠させなければ、というプレッシャーがかかります。このプレッシャーが心因性EDを引き起こします。自覚はなくても、無意識にプレッシャーを感じてしまっていた方も多いのではないでしょうか。
いわゆる「妻だけED」の状態です。性行為が義務化していることや、妻を家族として認識しているために性欲の対象とならないと考えてしまうことが原因です。
妊活中のEDは心因性である可能性が高いですが、心因性の場合でもED治療薬の効果は認められています。ED治療薬を使用することで不安が解消され、徐々に薬を使用しなくても勃起することができるようになる方もいらっしゃいます。処方には医師の診断が必要なので、専門医に相談してみましょう。
妊活中は、どうしてもプレッシャーを感じる男性が多いようです。しかし、そのプレッシャーがEDを助長してしまっているかもしれません。妊活を気楽に考えてみる他、女性であれば男性にリラックスしてもらえるような雰囲気作りをすることも大切です。
夫婦でカウンセリングを受けてみるのもおすすめです。専門医やカウンセラーなど第三者に間に入ってもらうことによって、初めて気がつくこともあるかもしれません。
こちらは「妻だけED」を克服された方の声です。“マンネリ化を克服するため、裸エプロンなど過激な服装を妻にしてもらっている。妻は最初嫌がっていたが、今では2人の楽しみになっている。”とのことです。初めは嫌がられるかもしれませんが、二人で協力して克服する姿勢が大切です。
妊活中のEDに悩む人は少なくありません。EDが起こる際には必ず原因があり、それらをしっかりと突き止めて改善することが治療に繋がります。ご自身やパートナーのEDの原因が分からない時は、医師に相談してみるのも一つの手です。焦らず、ゆっくりと治療をしていくことが大切です。
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医療家系で育ち、若くに父が病死したことから、ヘルスケア領域での社会貢献を志す。自身が薄毛に悩んだ経験から「すべての人をデリケートな健康問題から解放する」をミッションにしたオンライン診療サービスActually, を創業。京都大学経済学部卒、ボストンコンサルティンググループにて企業の経営戦略策定を支援。