男性の約4人に1人が人生のどこかで経験すると言われているED(勃起不全)は、妊活にも影響するため、カップルにとって看過できない症状の一つです。EDが結婚を諦める要因となるかどうかを知ることは男性側、女性側双方にも重要です。男性はED治療に踏み出すきっかけになるかもしれませんし、女性も他の女性がどう考えているかを知るきっかけになります。そこで今回は女性にとってパートナーが EDであることは、結婚を諦める要因となるのかどうかをアンケート形式で調査しました。
対象者:全国の20~50代の女性(20代:50人、30代:50人、40代:50人、50代:50人)
サンプル数:回収数200名
調査方法:QIQUMOを利用して調査
アンケート実施日:2022年9月1日
EDの男性と付き合ったことのある女性は全体の約16%でした。付き合ったことのある方の中でも、パートナーの症状の頻度は2回に1回未満だった人が多いようです。頻繁にEDになるパートナーとの交際経験がある方も全体の7%存在しました。
EDのパートナーとの交際経験がある女性のうち、約5人に1人がEDが原因で別れたことがあるという結果になりました。悩んだが実際に別れなかった人などを含めると、女性にとって男性のEDは別れを考える要因の一つとして考えられそうです。
やはり気持ちの良いセックスを重要なコミュニケーションと考えておられる方は、「セックスできなくなること」自体を別れの原因と挙げていました。一方で、「なんとなく」と回答された方も複数存在し、セックスは当たり前の無意識な存在となっている女性もいるのかもしれません。
結婚を考えている彼氏がEDだった場合、諦める可能性があると答えたのは全体の約半数で、諦める可能性は高いと考える人よりも、「原因になりうる」と回答した人の方が多かったです。一方で約半数の方はEDが結婚を諦める理由にならないと回答しました。
やはり、結婚を諦める原因として最も多く見られた回答が「子供おが欲しいから」というものです。
しかし、セックス以外にも人工授精など他の選択肢があるので、子供が欲しくてもEDが結婚を諦める要因にはならないとこたえた方もいらっしゃいました。
またセックスを肉体的なつながりとして重要視されている方も、やはり結婚を諦める要因になると回答されていました。EDに対して一緒に乗り越えようと思っても、デリケートな問題で言いづらいというのがやはり大きなハードルとして上がってくるようです。
EDを患っている方にとっては喜ばしくない結果だったかもしれません。しかし、本質問はパートナーがEDと仮定した場合の回答になります。実際にはパートナーがEDでも結婚を諦める前にできることはたくさんあります。少し恥ずかしくてもカップルでEDについて話し合ったり、治療を検討することで解決できる場合は多いです。
いかがだったでしょうか。子育てや人生設計に関わるので、結婚を考えた場合EDは看過できないと答えた女性は多かったです。しかし、本当は一緒に解決したいと思っているのに言い出せない方や、そもそもEDについて誤解されている方もいらっしゃいます。性生活や子供についての考え方などをカップルで一度話し合ってみてはいかがでしょうか。
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医療家系で育ち、若くに父が病死したことから、ヘルスケア領域での社会貢献を志す。自身が薄毛に悩んだ経験から「すべての人をデリケートな健康問題から解放する」をミッションにしたオンライン診療サービスActually, を創業。京都大学経済学部卒、ボストンコンサルティンググループにて企業の経営戦略策定を支援。